すぐ助けに来れないスーパーマンは・・・
長男が、仕事で腰を痛めました。
転職したばかりだったので、「イテテテ」と言いながら、それでも出勤していたのですが、
一向に良くならず。
それどころか、出勤しては、痛くて早退する。そういったことが増えてきました。
その度に、行きつけの整体院や鍼灸院に転がり込むも、一時的で完治せず。
骨自体に異常がないか、レントゲンを撮ってもらおうと、
近くの整形外科に行ってみたのでした。
「正常なら、背骨って、緩やかなSの字になっているはずなのに、
はてなマークみたいになってるね~。
これ、うちじゃどうもならんから、どっか整体院かなんかで治してもらって?」
と言われた模様。
いやいやいやいや。整体院でなかなか治らなかったんで、行ったのに?
仕方なく、「イテテテ」と言いながら、出勤し、
限界を迎えては、早退し、鍼灸に飛び込むことを繰り返していました。
とはいえ、早退ばかりしていられない。
らちが明かず、「MRIでも撮ってもらおうかな~」と別の病院に問い合わせるも、
「今日はちょっと・・・」と、タイミングが合わず断念。
仕方なく別の病院に問い合わせると、「MRIはないけど、診察して、紹介状は書けるよ?」とのこと。
行ってみたら、「軽いヘルニア」と診断されたようです。
今は、よほどじゃない限り、手術はしないんだそう。
そこでも、「どこかの整体院かなんかで」と言われたらしく、強めの痛み止めのクスリ(←カタカナ表記の方がぴったりくる系の)だけもらって帰ってきました。
???なんで?若いと、そこのリハビリ使えんの??
なんでそんなに、他所にふる??
とはいえ、仕事には行かねばならない。
行けば、重い荷物は持たねばならない。
若いから、整体に通えばそのうち治るだろうと言っても、
自然治癒を仕事は待ってくれません。
いよいよ困り果てて、レビュー☆4.5越えの遠方の整形外科に行ってみることに。
そこは、外来リハビリも熱心に行っているようでした。
せめて、同じ診断名でも、何かアクション取れないか。
強すぎるクスリでごまかして、「どこかの整体かなんかで」じゃなくて、
何かもう一歩突っ込んで、どうにかできないか、藁をもすがる思いだったのです。
ところが、人気の病院。
電話をするも、予約は2週間後。
それでも、とにかく予約をして、受診したのでした。
(当たり前ですが、その間だって「イテテテ」で、早退の繰り返し。
予約しただけじゃ治らないからです。)
診断は、「ヘルニア」。やっぱり手術はしないけれど、1週間の絶対安静。
治るまでに最低でも、1か月は無理をしないことと、
治療には3か月はかかるだろうという見立てでした。
でも、「どこかの整体院で」「いつか治るだろう」じゃなく、
具体的に【数字】で、お医者さんが言ってくれることがどんなにありがたいか!
さすが、☆4.5越え!遠方まで行った甲斐もあったのです。
末梢神経障害性疼痛の薬ももらえて、リハビリも「こちらでどうぞ」とのことだったので、
遠方でも通うことにしたのでした。
戻ってきた息子が、「なんかもう、患者さんが多すぎて、2月3月は新患とらんって言いよったよ。
早めに行って良かった~」と言っておりました。
その後、休職を申し入れると、「一応、念のため」という上司のすすめで、最初にMRIを撮れずにいた病院を再受診。
やっぱり「ヘルニア」。
そこでリハビリも受けれるようになったので、そちらに通っています。
病院、4か所目。もう、セカンドオピニオンどころじゃありません。
ヘルニア、確定です。
思えば、最初のはてなマーク診断から1~2か月。
その間、自然治癒する間もなく無理をしていたがために、
くだった「ヘルニア」診断だったのでは?と思います。
しかし、今回の整形外科にしても、歯医者にしても、何にしても、
腕がいいと評判の所は、直ぐには見てもらえないことも多い。
そこが難点でもあります。
緊急手術!ほどの切羽詰まったものでなくても、
あきらかに日常生活に支障をきたす痛みと、
会社に迷惑をかけることへのプレッシャーは、
じわじわ真綿で首を締められるよう。
そんなにのんびり、待っていられないのです。
かといって、空いている所だと、結局たらい回しになって、完治しない。
忙しすぎて、直ぐに助けてもらえないスーパーマンか。
あまり頼りにならないけど(?)、聞いてはもらえる人か。
いざという時、頼りになるのは
いったいどっちなんだろう・・・。
しかも、ずっと我慢してきて、
限界だと思って門をたたいた、
その【いざという時】が、まさに【今】なんだとしたら。
その道のプロでも、腕に自信があっても、
忙しいがすぎる人は、気軽に頼れない。当てにはできない。
こういうことを、ジレンマというのかもしれません。
しかし、具体的に数字で表せるって大事。
それは、具体的な、はっきりとした行動に結びつくから。
お客様の幸せのために。
国(県でも市でも)民の幸せのために。
うすぼんやり、聞こえばかりいいセリフは、
実際には何も具体的に考えていないからこそ
出てくるものなのかもしれません。
いつまでに、どうする。
はっきり言える行動を、起こせるか。
忙しすぎるスーパーマン(ここでは名医)の判断や行動をAIが学習して、チャットで診断。
その治療方針に従って、全国どこの病院でも処置。
どんな田舎に住んでいる、機械に疎い人たちでも、大丈夫。
困ったら、すぐに何とかしてもらえる、助けてもらえる世界に、いつかなるのかな~。
どうだろう?
期待したいところです。
以前撮影で近くに伺ってから、私の癒しの場になっている豊前の嘯吹神社。
その境内には要石なるものがあります。なんでもさすると腰に良いという。
その後、神主さんとお話しする機会があり、聞くと要石をさすった手で、患部を触るとのこと。・・・石だけしか触ってなかったよ。今まで。
帰りに、膝やら腰やら頭やら・・・。そこそこの年になると、もう全身触らないかんです。
神主さんが気さくな方なのを良いことに、由縁を伺うと、隣の力石を持ち上げて、腰を痛めた人が、要石を触ったら腰痛が治ったから!だそう。
ヘルニアも治るといいなぁ。
後に、理学療法士でもある行きつけの整体院の先生に訊くと、骨自体が損傷しているわけでないなら、やっぱり支える筋肉の問題なので、
そう言われたのでは?とのこと。
「とはいえ、そこのリハビリに通えれば良かったのにね~。なんで他所?」
それは、こっちが聞きたいところ。
ちなみに、どこに行くか迷って、接骨院と整骨院と、整体院の違いが気になり、AIのCopilotに訊いてみました。
以下のように答えてくれました。
もちろん、簡単に説明しますね。
- **接骨院(せっこついん)**: これは「骨接ぎ」とも呼ばれ、主に骨折、脱臼、捻挫などの骨や関節に関する怪我を治療します。柔道整復師という国家資格を持った専門家が治療を行います。
- **整骨院(せいこついん)**: 実は接骨院と同じ意味で使われることが多いです。ですから、整骨院も柔道整復師が骨折、脱臼、捻挫などを治療する場所です。
- **整体院(せいたいいん)**: 整体師が筋肉や骨格のバランスを整える施術を行う場所です。特に国家資格は不要ですが、整体師は訓練を受けて体のバランスを改善する施術を行います。肩こりや腰痛などの慢性的な症状に対応することが多いです。
わかりやすかったでしょうか?何か他に知りたいことがあれば教えてくださいね。
(行きつけの整体院は、運動指導もしているので、そちらでもお世話になることにしました。
とはいえ、そんなに簡単に治ったり、筋肉もすぐ付いたりしないので。
治りかけている所を、かさぶたをはがすような無理は禁物ということでしょうか。
皆さまも、くれぐれもご無理のないように。健康第一!)