今はまだ夢の夢でも
(書いたものが地層に埋もれ気味な、当ブログのシステム的なことや、私の年齢的なこと等もあり、
過去に書いた記事と一部重複することがあります。その点、ご容赦いただければ嬉しいです。
それでも、個人的に大切だと思うことは、今後も繰り返し取り上げると思います。
よろしくお願いいたします。さて、本編です↓)
「家を建てたいな」と漠然と思っていても、
今はまだ夢の夢だなと思う時期ってあると思うんです。
それは経済的な理由だったり、
なかなかピンとくるものがない、
諸事情でそれが簡単でない、などなど。
(ちなみに私は、最初に思ってから10年かかりました・・・。)
良い風が吹かなければ、飛び立てない。
飛び立つ気にならないのは、自然なことです。
そういった二進も三進も(にっちもさっちも)いかない時
どうするか。
選べるのは、その時の「態度と行動」くらいかもしれません。
(ちなみに二進も三進もは、そろばん用語が元らしく。
2÷2,3÷3のように、割り切れない状態のことみたいです。)
飛び立てないこと、動けないことを嘆いて
「できないこと」ばかりに夢中になると、
いつの間にか
本当に動けなくなってしまう。
繰り返し思うことで
その考えやイメージが固定されて
いつの間にか
「何をやっても、うまくいかない」
「どうせ、できない」なんて
つまらないレッテルをわが身に貼ることになりかねない。
(実はこの自己暗示が一番怖い。)
今は、できないだけかもしれないし、
例え、それが叶わなくても
叶わないから不幸になるわけでもなんでもない。
叶えばそれが日常になります。
叶えば、失う心配もあります。
叶わないことや、持たないことが、
自由や、身軽さだとも言えます。
(和訳で↓)
幸せな人生、
幸せな家、
○○ホ~ム♪
みたいに、何かを手に入れさえすればOKとはいかない。
夢のマイホームを手に入れたら、
続くのは現実的な日常です。
だから、叶う叶わないより、
少しでも「今」ご機嫌でいることの方が、よっぽどハッピーライフを満喫できます。
ただ、夢のまた夢の、夢の間にいる【今】こそ、できることがある。
(以下、あくまで私個人の考えとしてです。)
■住みたい地域のハザードマップを確認しておく
地滑りや浸水の心配がないか。
大雨の時など、(今は住んでいなくても)付近を流れる河川情報も調べてみる。
色々な地域の防災情報を頭に入れておくと、
いざここ!という土地が見つかった時、
決断が的確になります。
お子さまがいらっしゃるときは、通学路も大事です。
■住みたい土地のゴミ集積場、共有スペースがきれいか見ておく
ゴミの出し方って、配慮なので。共有スペースがきれいかも、わりとポイントになります。
田舎ほど、近隣との関りは濃いめになります。
近所の掃除や出事なども多々ありますが、
みんなが使う場所をきれいにしているかで
モラルが垣間見えます。
それと、私は青々した風景が大好きなのですが、
田んぼに囲まれると、時期により消毒や、刈り入れ後の焼き畑等あります。
田んぼの青々した匂いには、そういったこともセットなんだと
後で自覚しました・・・。
(これでも、半都会育ちなので、全く考えず。住んだ後、そりゃそうだ!と気づく。)
■家のここだけは外せないポイントを洗い出しておく。無理な場合の代替案も考えておく
■木や花が好きなら、何を植えるか考えておく
これ、私自身の反省なのですが
太陽に向かって咲く花を、敷地の南側に植えたら
花の後ろ頭ばかり見る羽目になりました。
(花が咲いた後で気が付いた・・・。)
敷地の北側=影と思い込んでいたのですが、
建物などの影が邪魔しなければ、植物に陽は当たります。
(考えれば当たり前なのに、花が咲いた後で気が付いた・・・。)
関連記事はこちら→ 「まずは、おちつけ。」
もし、家をまた建てる機会でもあれば(すごい低確率ですが。)
キッチンに北向きの窓をつけて
花や木々を愛でながら洗い物をしたいです。(すごい低確率ですが。)
もくせい工舎で庭をてがけるのは、日田の実意園さん。
わが家の庭をお願いするときに、当時調べていた範囲で
家のこの辺に、こんな樹木・・・と具体的に
図で書いて渡しました。
当時は今よりも更に知識がなかったので、
今なら植えない木もあるのですが、
(シマトネリコとか、常緑のヤマボウシとか・・・。)
具体的に、樹木の種類を上げることで
親方のはっちゃんさんにイメージが伝わりやすかったみたいで、
わりと考えに近い木を選んでもらえたり、
ツリバナやコマユミなんて当時は知らなかったのですが
気に入るのでは?と入れてもらえもしました。
家づくりもそうですが、こんな感じということを
伝えても、すべてが叶うことは多くないです。
(湯水のように予算があれば別です。私などは、空間や建物が好きすぎるので、
本当に理想通りにしようとすると、ガウディみたいになってしまう。永遠に終わらん、です。)
それでも、伝えることすら諦めると
施主側ではなく、施工する側の好みに近くなる。
イングリッシュガーデンのようにしたいのか
日本庭園っぽくしたいのか、
雑木林のように自然な庭にしたいのか。
具体的に考えておけば、その後も
自分たちで庭を育てていくときの指針になります。
そして何よりも
■たくさん、見比べておく
急がせる業者は、パスして、
とにかく見る目を鍛えておく。
これが肝心です。
家の質と値段のバランスはもちろん、
何か困った時に、頼れる感じか、
その余裕があるかも大事です。(時間的、精神的なことも含めて)
夢のまた夢と嘆くなかれ。
夢みれる【今】だから、妄想する自由も、
時間的な自由もあるのです。
具体的にイメージする【力】を養うことが大事です。
そうすれば、いざ話が進みだしても、
芯がぶれずにすみます。
家を建てても建てなくても
ハッピーライフにはなれます。
どう転んだとしても、
夢を描けるうちに、今できることは
何を大切に暮らしていきたいか
それを具体的に考えることです。
日々、何を大切に暮らしていくか。
その積み重ねが、生きるということなら、
家族と暮らす家は、その舞台でもあるということです。
もくせい工舎とご縁があるかはともかく、
家を建てるって一大事。
焦らす、でもアンテナは張っておきましょう!
どうぞ良いご縁がありますように!
応援しています!
そうそう!
近々構造見学会も開催されます。
大雨の影響で、一週間遅れとなりましたが、
良かったら♪
あ!あと泥だんごもね!お子さまと遊びに来てください♪