たんぽぽさんとダレモガの家
2014年9月も下旬にさしかかるころ、
新しく宇佐市内に、もくせい工舎のお家ができました(・ω・)ノ
施工事例にUpするのがずいぶんおしててスミマセン(^▽^;)
こちらのお家は、完全バリアフリー仕様です(・ω・)
施工実績のタイトルに、「ダレモガ」という謎の言葉を使ったのは
俗にいう「バリアフリー」という言葉が、
お家と、お施主様ののイメージにしっくりこない感じがして
「【誰もが】暮らしやすい家」
そこから「ダレモガ」と採りました(*^_^*)
「たんぽぽさん」は、お施主様の雰囲気です(*^_^*)♪
「バリアフリー」という言葉が
特に若いうちは身近に感じないことが多いかもしれませんが
「ダレモガ」暮らしやすいということは
歳をとった数十年後の自分たちも暮らしやすいということ(・ω・)ノ
歳をとった後、困ってリフォームするくらいなら
最初から「ダレモガ」暮らしやすい仕様で建てる!そういう方法もあります(*^_^*)
ちょっとご紹介しますね!(≧▽≦)♪
赤の明るい屋根色が漆喰に映えて、まるでスペインのかわいいお家みたい!(≧▽≦)気分をウキウキさせてくれる外観です♪
ゆるやかなタイル張りのスロープも細かな配慮が隠れています。
勾配天井で、広々感じさせるリビング。小上がりの畳スペースは、下部は収納スペースに!
これなら座る、立ち上がるの動作もストレスなくスムーズに行えます。大窪建具さんの技が随所に光ります(。-`ω-)☆
お施主様セレクトの色とりどりのガラスが散りばめられた照明が、なんともかわいいポイントとなりました。
WOODONEの使い勝手の良いキッチンも、こんなデザインならもくせい工舎のお家にも馴染みます。
キッチン奥にはパントリースペースも。野菜やお米、乾物も安心してストックできます。
小上がりの畳からは、リビングにも廊下にも出ることができます。
圧巻はこの大きな本棚でしょう(≧▽≦)♪もう、お部屋でいつでも読み放題ですね!
トイレもご要望でこういった仕様にもできます。なんでもご相談くださいね(・ω・)ノ
それぞれのお部屋もステンドグラスや、古建具のガラスが味わい深い。
ビニールクロスも、グラスファイバーも、黄色い防蟻剤も使わない自然素材だけのお部屋!しかも木のいい香りと清々しい空気!
本当の贅沢というのは、派手さだけのことではありません(*^_^*)
「自然素材でこんな家はムリじゃないか?」
「自分たちにこんな家は出来ないんじゃないか?」
色々不安に思うことも、まずは悩むよりご相談ください。
ご一緒に、今できることから考えましょう(*^_^*)
もくせい工舎にとっても、楽しく、大変いい経験になりました。
お施主様ありがとうございました!
これからも末永くよろしくお願いいたします!(≧▽≦)
まったくの余談ですが・・・
学生のころ、講堂をリフォームする話がでた時
予算を別につけてバリアフリーにするかしないかの話し合いが
先生たちの間でありました。
「限られた予算でそこまでしなくてもいいんじゃないか?」
「設備がない旨を伝えて、申し訳ないけど断ったらいいんじゃないか?」
という意見がでたようです。
そこで一言発したのが、授業の遅刻で名高い(?)先生。
「今現在、ウチで頑張ってる学生が何らかの事情で
バリアフリーが必要となった時
悪いけど、設備がないから”出てって”って言えるのか?
せっかくウチを選んで、頑張ってるのに?」
と、一喝したそうです(・∀・)
遅刻魔で有名な(?)先生でしたが、その話を聞いてからは
「センセイやるじゃん!(≧▽≦)♪」って見直した(?)記憶があります(*^_^*)
ワタシの拙い自論ですが【芸術】と違って
【デザイン】は【配慮の美術】だと思っています(・ω・)
「ダレモガ」使いやすい。
「ダレモガ」分かりやすい。
しかも、美しい。
「ダレモガ」同じように【共有】できる美術や技術が【デザイン】!(≧▽≦)
そういった意味で「バリアフリー」とわざわざ銘打たずとも
始めから当たり前に、「ダレモガ」を意識した
モノづくりや、家づくり、街づくりがこれから出来ていけば
本当に素敵だなあ!素晴らしいなあ!と思っております(*^_^*)