自然の賜物の家

9月、中津市の閑静な住宅地に
もくせい工舎のお家が完成しました。

なるべく自然な材料で家を建てることは
なるべく安全な食材でご飯をつくることと似ています。

口に入るものが、家族の体をつくるように
住む家の素材が、明日の元気をつくるからです。

【休】という字が、木の側にいる人を表すように
木には私たち人間を癒す不思議な力があります。

木目調ではなく、本物の木で家を建てることは
より深く【休む】ための家を建てることです。

このお家も、自然の素材が持つ力を最大限活かした点で
まさに【自然の賜物の家】なのだと思います。


20220924_自然素材のくせい工舎の木の家の外観
レンガの焼きムラのような風合いのライトチョコの屋根瓦に、白漆喰の外壁。落ち着いた雰囲気の外観です。
三和土風の土間と階段も職人さんの手仕事のおかげで、味わい深く仕上がっています。



20220924_自然素材のくせい工舎の木の家の玄関ホール
玄関ホールにはステンドグラスのあしらわれた手づくりの建具と、ガラスの照明器具がお出迎え。帰宅後すぐに手洗いできるスペースには、素敵な手洗い鉢。ご家族ごとのご要望に応じて作り付けるシューズクローゼットも収納力抜群です。


20220924_自然素材のくせい工舎の木の家のリビング
高い勾配天井と梁、ロフトが空間をずっと広々感じさせてくれるリビング。小上がりになった畳スペースの下には、収納スペースも確保しています。こうした建具類も、お家ごとのオリジナル。自分たちでつくれば、見えない部分にも化学ボンドを使わずすみます。だからもくせい工舎の家は「新品の匂い」ではなく「自然な木や漆喰の清々しい香り」がします。



20220924_自然素材のくせい工舎の木の家のキッチンと畳スペース
キッチンはWOODONE製。システムキッチンの使い勝手の良さはもちろん、無垢の木を使用しているので、もくせい工舎の家にもよく似合います。パントリーやオリジナルの棚の位置などお気軽にご相談ください。対面式でリビングの隅々まで目が届きやすいのは、家事をしながらでも大助かり。
畳スペースも壁は漆喰なので、小さな床の間に野の花を活けるだけで、ずいぶん雰囲気が出ます。壁紙とは少し趣も違います。
畳は和紙製。毛羽立ちや色あせの心配がいりません。畳スペースからもリビングが一望できるので、畳ではあるけれど、ソファーにいるような一体感があります。



20220924_自然素材のくせい工舎の木の家の水回り
水回りには主にLIXILの製品をお選びいただいています。脱衣場の棚や、手洗い場の位置等、ご希望に応じます。
お子さまの秘密基地となるロフトは、ちょっとした異空間。こちらがあるだけで空間に広がりが生まれます。



20220924_自然素材のくせい工舎の木の家の各お部屋とウォークインクローゼット
もくせい工舎の家は壁紙を使いません。化学ボンドを使わずすむことと、自然素材の呼吸をビニール素材で邪魔しないためです。木に塗装しないのも、同じ理由です。
木材になった後も、木は森と同じような働きをしてくれています。自然素材の力を活かして家を建てることは、本来自然の生き物である私たち人間に、心身からの癒しを与えてくれます。
木の家でゆっくり休んで、明日も元気にいきましょう。



完成2022年09月下旬。中津市にて。

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