炎のある暮らし

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


・・・すごい雪でしたね。

雪景色1

昨日から、じゃんじゃん、じゃんじゃん降り積もり、
このブログを書いている間も、まだ降りやまぬ様子。
(まだまだ、明日、明後日くらいまで降るようですので、どうぞお気をつけてお過ごしください。)

これだけ降っているのに、律儀に遅れることなく投函されていた新聞に頭が下がる。

いったい、何時に届けてくれたんだろうかと思います。

燃えるごみをまとめて、踏み出した銀世界はキラキラ眩しくて、神々しい。

雪が止んだ朝の晴れ間に、東からお日様が昇ってくる様子は、

雪景色と日の出

なんだかとても、静かで、荘厳な、美しい景色でした。
(本人は感動しきりでしたが、真っ白な雪の、荘厳な光の道を、オバちゃんが、おっちらおっちら、生ごみを捨てに行く、の図。
・・・はたから見たら、あまり絵にならんかもです。)

雪景色2
枝に細かく雪がついて、キラキラして。まるでクリスマスツリーのようです。

雪景色3
絶妙なバランスで積もった、物干しの雪

雪景色4
こんな細い枝の、こんな小さな分かれ目にも、雪がちんまり積もっています。

雪景色6
残っていたマユミの赤い実が、雪に映えます。

雪景色7
庭に勝手に生えてきたニラの花のようなもの。ほったらかしにしていた花柄に、雪が積もっていました。

雪は大変だけど、こういった、たまにしか見れないキレイな風景は、
汚れちまった悲しみ(中原中也的な?)を、少しは整えてくれそうです。


雪国に比べ、平地で積もることは多くなくても、やっぱり冬はキンキンと寒い。

そして、今頃のような寒い時期に、神社などに行くと、境内に焚火があって、温まることができます。

神社の焚火

手をかざして温まってみると、その独特な温かさに驚きます。

日頃、火にあたる機会がなく、当たったとしても電気ストーブ。

じりじり、皮膚の表面だけ熱くなるようなそれと違って、

炎の温かさというものは、体の芯からヌクヌクとしてくるような不思議な温まり方。

そして、揺らぎ立つ、踊るような炎の動きを、
手をかざしながら見つめていると、何とも言えず落ち着く。

波の音や、木の木目。一定なようで、少しずつ違うものに人は癒されると言いますが、
炎の動きも然り。

同じようでいて、少し違う。

暖炉を模した電気ストーブなども売られていますが、
表面だけ、炎の動きを映していても、

やっぱりパターンがあるし、第一、温もり方が全く違う。

炎って、自然な癒しでもあるんだなぁと実感した次第です。


築ウン十年、山の中のもくせい工舎・永家邸には、薪ストーブがあります。

「見せて~」といえば、見せてもらえると思います。

あたりまえのように、炎が身近にある暮らしをしています。

OB様の中にも、薪ストーブを設置されている方が数軒いらっしゃいます。

もくせい工舎の家は、断熱性能がかなり高いので、逆に温まり過ぎないかと思ってしまいましたが

自然素材の家と薪ストーブ

暖房器具としての役目だけでなく、あの独特の体の芯から温まる感じや、

炎の揺らぐ、光の優しさ、多幸感みたいなものは、何とも言えない。

そしてまた、薪ストーブには、自然素材の家がよく似合う。


代表が、大工さんの手を借りずに、ほぼ一人で建てた土壁の家。

土壁の家

ここの2階にも、薪ストーブがあります。

土壁の家の薪ストーブ

つけていれば、下の階まで温かい。

土壁の家の断熱材は、もくせい工舎のお家と変わりませんから、
どんなものか一度見てみるのもありかもしれません。

体の芯から温かくて、シアワセな風景ですよ~。

自然素材の家で炎のある暮らし

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