【もくせい工舎の家をつくる人】左官職人・原田親方に左官の仕事についてあれこれ聞いてみました!
こんにちは、もくせい工舎です。
今回は、もくせい工舎の家づくりを長きに渡って支えてくれている『原田左研』の原田親方に左官の仕事について、いろいろと聞いてきました。
今年8月には『光るどろだんご作りと漆喰の塗り壁体験会』で講師をしてくれた原田親方曰く、左官の仕事には、「壁や天井を塗る」だけではない奥深さがあるようです。
左官職人とは、主に外壁・内壁の湿式工法(コンクリートや漆喰、石膏などの水を混ぜた素材を、乾燥する前に塗布して外壁の下地を作る方法)でコテを使って壁を塗る仕事です。壁だけではなく、コンクリートの床や玄関土間の仕上げなども行います。
原田親方が左官職人になったのは、父親が左官職人で幼い頃から現場に行っていたことがきっかけだそうです。
「左官の仕事の面白みは思うように事が運んだとき。大変なのは思うように事が運ばないとき」と原田親方。
左官の仕上げ材の種類は無限でどんどんバージョンアップしていっています。
もくせい工舎の家づくりで使用する左官材の種類は、貝灰、石灰、自家製わら、海藻糊(銀杏草)、黄麻、日田土、甘木土、球磨川源流石、シャモット、筑後川砂など。
主に自然素材の特製を生かした塗り壁や三和土をしつらえています。
今後の仕事の目標は「たんたんと地味にやり続けること」と話す原田親方。
「自然素材の家が好きな方は、まずはもくせい工舎の家を見て肌で感じて欲しいですね。ピンときたなら、後は永家さんを信じて任せると、きっと最も良いご自宅が完成するでしょう」と笑顔で締めくくってくださいました。