雲間から見えるもの
お弁当を作らなくて良い朝、歩くようにしています。
ダイエットではありません(今さらですし)。
たまには歩かないと、
年々、初詣で神社の階段を上るたび、
寄る年波と、体力の衰えを実感するはめになるからです。
何より、ちょとした気分転換になる!
自分の足で歩いて、風や空気の匂い、
季節の移り変わりが実感できることは、
自分の中の、生き物としての何かが、
悦ぶ感じがします。
きっと私は、散歩中の犬のような表情をしているに違いない。
お外はいいなぁ~!という顔です。
とは言え、肌寒くなってくると
気合がいる。
お布団の温かさに負けそうになる。
それでも、一歩外にでれば、これ!
こんなご褒美が待っています。キレ~‼
こんなくっきりした線を見ていたら、
よくイラストで描かれる太陽の線って、
まさしく、これのこと。
実は名前もあって、光芒とか薄明光線とかいうそうです。
太陽のイラストや、日章旗などにも使われます。
太陽の絵というと、
ついつい記号のように
こんな線を書いてしまうけれど
実際には、晴天の真っ青な空では、
光の筋は見えにくく
雲があるから、見える筋だとも言えます。
天使の梯子とも呼ばれる、この光芒。
暗雲あってこその、光だというのは
何だか、励まされるような
ありがたい気持ちになります。
暗闇だから、小さな光にも気が付く。
夜だから、星の光にも気が付く。
どんな闇にも
どんな夜にも
いずれ光がさす朝がくることは
本当にありがたいことです。
早起きして、光芒を目にして
なんだか思い出す、『朝ごはんマーチ』の歌。
当然、歩きながら歌いました。
NHKのおかあさんといっしょで、息子より私のツボにハマった歌です。
あきひろお兄さんと、りょうこお姉さんの代!
おふたりの歌が、大好きでした!(私の方が、息子より歌える・・・。『バンジョーのジョー』とか。)