広告の世の中だけど
コンポストのことを書くつもりでしたが
またの機会に。
先日見に行った、
大分県立美術館【イメージの力 河北秀也のiichiko design】のことを少し書きたいと思います。
慌てて書いている理由が
開催が3/29までだから。
つまり、明日で終わりなのです。
(だからといって、誰かが見に行くとも思えませんが一応)
昔から、ちょっと渋いCMが好きだった私。
「ニッセイのおばちゃん 自転車で~♪」のCMを
幼心に渋くてかっこいいと思っていました。
そんな幼少期から年寄り好みというか
渋い、郷愁を誘うようなCMが好きだった私に
強烈なインパクトを残したのが
いいちこのCMでした。
ビリーバンバンの優しい歌声、
異国の夢のような風景、
キャッチフレーズのセンスの良さ。
焼酎は飲まないのに、CMに酔いしれてしまう
以前から大好きな世界観でした。
展覧会は写真撮影可能だったのですが
ブログに載せて良いか確認しなかったので
今回は写真はなしでご勘弁ください。
取り上げたいポスターは
「いいちこ ポスター 広告の世の中だけど」で検索すれば
あ~、このことかと分かっていただけるかと思います。
展覧会の、わりと最初の方でお目見えするポスター。
「広告の世の中だけど
噂で飲まれる酒・・・・・・・」と
コピーが続きます。
1984年、最初に出されたものだとか。
今から39年前ですね。
その当時から「広告の世の中」で
紙やテレビ、ラジオといった媒体から
今はSNS中心に
いかにネット上で上位に上がるかの
「広告の世の中」だと思います。
私があのキャッチコピーに惹かれたのは、
本質は39年前も
そしてネット社会の今も
変わらないんじゃないかということです。
「広告の世の中」にあって
良さげなコピーが大量に溢れ
少々うんざりするのは私だけではないはずです。
今も昔も変わらない
ウソかホントか分からない「広告の世の中」で
噂で必要とされている商品がある。
それは、ステマまがいの口コミレビューとかではなく
実際に自分が手にして
実感として良いもの、
また買いたいと思うもの
それこそが良い商品の本質のような気がします。
そんなの理想だよといわれそうですが
「これ、なかなかいいんよ」といって勧められたものが
自分にピッタリだったときの嬉しさは
奇跡的ですらあるからです。
残念ながら、もくせい工舎の商品は家なので
焼酎のように気軽に試すことはできません。
一度買ってみるかというには
大きすぎる金額です。
もし計れるとすれば
もくせい工舎で建てた方が
人にも勧めるか
もしくはもう一度家を建てるとしても
同じようにもくせい工舎と思っていただけるか。
それだけかも知れません。
楽しく飲んで終わりの焼酎と違い、
家づくりは人対人でもあります。
よい家をつくる以上に
良い信頼関係なくしては
噂だけで広まることも難しい。
かといって、情報ばかりがあふれるこの世の中で
何をもって本質を見極めるか。
やはり、実際に自分で確かめる以外ないのかとも思います。
4/8,9の週末。
中津市にて構造見学会が開催されます。
実際に確かめる一つの機会かと思いますので
良かったらご家族でお越しください。
ネット広告の世の中だけど
(変なレビューじゃなく)口づてで選ばれる
もくせい工舎でありますように。
・・・と、願います。
広告の世の中だけど
「こんな家に住みたい」と思っていただければ、幸いです。
構造見学会について詳しくは→こちら♪