私にとって何がリスクか
いかにお金を増やすか。
それに精通した頭の良い人たちは言う。
資産価値にならないなら、家を持つことはリスクでしかないと。
私はお金儲けも苦手な上
そういった頭も悪いので、
そうなのかなぁ、と思う。
だからダメなんだともいえるけど
家=資産で、お金としての価値だけなのか
どうも腑に落ちないのです。
わが家はローンを
主人がそこそこの年齢になるまで払わねばばりません。
そのことを考えると
とても気が遠くなります。
家を建てる時
永家Tさんが、わが家の家計のあれこれを一緒に考えてくれて
納得してのGO!だったのですが
不安になる時がないわけではありません。
世の中どうなるか分からない。
一方で
「どうせウチには建てられない」
そう思ったまま、あのカビだらけのアパートで
ずっと暮らしていた場合も想像します。
もし、明日自分の命がなくなった時
どちらが残念だろう。
明日死んだら、
借金(ローン)は返せないままだけど、
大好きな木の家で暮らした記憶は残ります。
もし、アパートにいたまま死んだら
「私にはできなかったな
でも、借金はしなかったな」
・・・と手元の小銭を抱えて
思うのでしょうか。
「夢のマイホーム」「幸せの家づくり」
そんな言葉が並ぶ中
私は根暗なので、家を建てたから幸せになるとか
そんなわけではないかもな~と思います。
ただ、ひとつ言えるとすれば
私たちは
日々、何かを作り出している。
それは、毎日の献立や
家族に持たせるお弁当や、
たまにする玄関掃除、
誰かにかける言葉、
誰かに対する態度まで、
それらは日々作品といえます。
本当に支払いを無事終えるか不安をかかえたまま
木の家にすんでいますが
庭の石をとりだし、
小さな畑をつくり、
庭を育て、
小鳥を呼び
そうしてきた私たち家族の数年は
リスクでしかないのでしょうか。
人生は何を経験し
何を思い
どう行動したか
それがその人の豊かさだとしたら
自分はちっとも損をしなかった。
うまい事やった
そう言って
使いきれないほどの資産を残して
私は死にたいんだろうか。
手元に万能引換券(お金)を大量に残しても、
それを失う心配ばかりして
たいして何も経験せず
たいして何も生み出さない
その方が私にとっての
後悔になりかねないような気がします。
忙しい永家さんたちが
ブログを書く時間もなかなかなくて
私がこうして、代わりに
拙いことを書き連ねているのですが
きっと、何かのご縁あって
これを読まれている方がいるのかなと思います。
木が好きだったり
自然なものが好きだったり
そういった家づくりが気になってはいるけれど
どうしたものかと
思われている方かもしれません。
そういった方の参考になるかは分かりませんが
私にとって
木の家は理屈じゃないのです。
世の中完璧なものなどないし、
わが家にしても
ああすれば良かった、こうすれば良かったとか
多々ある。
でも、もう一度家を建てるにしても
やっぱり自然な家を建てると思います。
それは、木の家が
ただただ、好きだという理由です。
リスクとか何とか頭で考える以上に
生き物として
私には木の家が必要だったとしか言えない。
少なくとも
もし、今暮らしておられるお家が
新建材などを使ったよくあるお家やアパートなら
同じ材料でなく
違った素材で建てた家は
やっぱり見てみる方が良いと思います。
そこで劇的に何か感じれば
同じように、きっと自然な家が必要な方なのでしょう。
家を頭だけで考えるか
本能で考えるか。
両極端にはできないけれど
自然なものが好きな方には
木の家ってやっぱりいいんじゃないかなと
そう思います。
一括で払える方を除き、多くはローンで家を購入します。
お金の不安は、まず永家Tさんにご相談ください。
事細かに、一緒に考えてくれます。
(本当に無理なら、まず審査に通りませんし。)
できるかどうかを、自分だけで考えるより
建てるにしろ、建てないにしろ
一歩進むはずです。
幸い、もくせい工舎は営業職がおりません。
つまり、しつこく勧誘する時間もスタッフもいないので
その点、ご安心を(*^^*)
見学会にいったら最後、ってこともありません。
お施主さんの中にも
最初の出会いから数年という方も
たくさんおられますので。
良かったら、一度木の家をご覧になってください。
見学会でも、OB様邸訪問でも良いと思います。
ぜひ♪