一年後

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


2021_桜耳のゴマちゃん

わが家に、ゴマちゃんが来てから、一年になります。

当初は先住猫のハチさんと
一体どうなることやら・・・と心配しましたが

とりあえずは一年なんとか過ぎました。

来たばかりの詳しくは→こちら

当初のゴマちゃんは、ハチさんに対して
やや好戦的というか
小さいのに態度はでかいというか
ちょこちょこと
火花が散ることもありました。

これも致し方ないと言えるのです。

だって、気が合うから一緒にしたわけではない。

いくら助けた(つもり)でも
それは人間側の都合であって

猫たちにしたら
強制的に他の猫と、いきなり同居生活が始まっただけ。

気が合うならともかく、合わなければ
猫同士、お互いにストレスでもあったでしょう。

ところがある日、どうも決着がついたらしい。

ゴマちゃんが、ハチさんを上と認めたのです。

体格も腕力もハチの方が上ですが
どちらかといえば
喧嘩をふっかけるのは、ゴマちゃんの方。

人間のあずかり知らぬところで
何かの鉄槌をくらわされたのかもしれません。

それでも、ゴマちゃんはハチさんが好きみたい。
一緒に寝ようとします。

一方、ハチさん的にはNGみたいで、よく断られています。

元々、太り気味のハチの遊び相手になってくれれば
助かるのになぁと思っていたのですが
ハチは全く遊ぶ気なし。

ゴマちゃんは活動的で遊ぶのが好きなので
ハチが構ってくれないからと
こちらに泣きついてきます。

これじゃ、クララ(ハチ)の遊び相手にと
連れてきたハイジ(ゴマ)の、その遊び相手を
ロッテンマイヤー(私)がしているようなものでして

全くこちらの思惑通りにはいっていないのです。

とはいえ、それも猫にしたら
知ったことではない。

ある日いきなり、お外に行く自由がなくなってしまったのだし
そもそも飼ってくれと頼んだわけではない。

本当は自由にしてあげたい。
正直、こちらもその方が助かる。
ロッテンマイヤーの役をせずにすむ。

《こんな所に一軒家》のような環境でもなければ
ご近所の理解なしには難しいのです。

ごめんね、ゴマちゃん。
そしてハチさんもね。

202212_ハチ先輩を見るゴマちゃん
ゴマの心の声:(いつかあのモッフモッフの姐さんとお昼寝するんだ~)

救いは、ハチ先輩を見るゴマちゃんの目線かもしれない。

いつか一緒にお布団でぬくぬく
ひっついて寝るぞ!

そんな決意を感じさせる
一年後の元野良さんズでした。

また、本格的に厳しい冬がやって来ました。
同時に、野良さん達の正念場が始まります。

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