かわいいと思うものは
わが家の玄関先のツバメが、今年は無事に巣立ちました。
今年は、というのには理由があって
数年ぶりの巣立ちなのです。
わが家が建ってから数年。
わりと早い段階でツバメが巣をつくるようになりました。
ことりのかあさんと名乗るくらいですから、
鳥は好きなので、ツバメwelcome!
FUNの心配も、デッキブラシでこすって流せばよいので
何の問題もなし。
可愛いヒナが見れるなら、なんてことはないのです。
これは、今年のヒナたち。
卵のかけらが数個落ちていましたから
フルメンバーとはいかなかったようです。残念ながら。
個体の識別まではできませんが、きっと
違う夫婦が来ているんだろうと思います。
なぜなら、毎年個性的だからです。
巣作りが上手なカップルもいれば、
下手なのか材料が悪かったのか、
せっかく作ったのに巣が崩れてしまうカップルもいました。
夫婦の連携が取れていて、絶対に巣をどちらかが守っているカップルもいれば、
お互いに好き勝手出て行って、いつもヒナがお留守番のカップルもありました。
今年は、神経質なくらいヒナを守ろうとするカップルだったので
あまり写真が撮れませんでした。(と、言っておこう)
友人の、今は亡きお父さんが
「ツバメが巣をつくる家はいいぞ!」とおっしゃってくれたのですが
今思えば、遠くはるばる国境を超え、海を越えた来たツバメに
巣作りくらい多めにみてやってよ
そんな優しさをこめた方便だったのかもしれませんね。
ヒナが小さいうちは、鳴き声も小さく弱弱しいのですが
大きくなって体力がつくと、
玄関先で「ジージージージー!」と
エサをねだる声がリビングまで届きます。
そしていつの間にか、巣が狭くなるころ、
それまで巣の中にいたヒナたちが、
巣の際に「とまる」ようになります。
「あ~。明日にでも巣立つかもしれんね~」
そう言っていた翌朝!
めっちゃ飛び回っていました(笑)
まだ下手なのか、木の枝に止まって一休みする子、
出遅れて残っている子、色々でしたが
陽が高くなるころには
巣は空っぽになっていました。
あ~。良かったぁ~。
本当に、無事巣立ちの時を迎えるまで
可愛い反面、こちらはヒヤヒヤなのです。
あ~、本当に良かった~。
↑ちょっとドヤ顔に見えんでもない?
立派に大人になって。
・・・と思いきや、子どもが言うには
電線で親にジージージーとエサを貰っていたとのこと。
・・・まだまだ、すねかじり真っ最中やん!(笑)
それはともかく、
また、来年元気で戻って来てくれますように。
何かをかわいいと思うことは
心配の種を一つ拾うことなのもしれない。
かわいいと思うものが多いほど
心配の種も増える、のかな?
言い方を変えれば、心配の種は
希望とか祈りのようなものかもしれない。
可愛いから、無事でうれしい。
ただ、それだけなのです。
またおいで!
ここで、待ってるからね(^_^)/~