こちらも6月まで。旧平田郵便局
もくせい工舎も今月末の、6/29,30と
上毛町にて構造見学会を開催いたします。
特に関わりはないのですが
同じく今月末までイベントの行われる
旧平田郵便局【TEMPORARY】をご存知でしょうか?
旧平田郵便局・TEMPORARY
旧平田郵便局・TEMPORARY・イベント詳細
元々、建物を見るのが好きなので
ぜひ公開されているのなら見てみたい!
あわよくば、撮影などさせてもらいたい!
・・・と、もうギリギリですが伺った次第です。
大正レトロな旧平田郵便局外観。正面。
古い。古いけど、こじゃれている。
木造、しかも2階建て。
旧平田郵便局外観。
店舗へは、正面向かって右側の【OPEN】と書いた入り口から。
もう、入り口から可愛くて
なんかワクワクしますね!
気軽に、遊びにきている私にしたら
ワクワクだけですが
この建物を「このままにしておくには、あまりにも惜しい!」
そう思った人たちが
こんな風にワクワク感じるように
知恵を絞ったり、掃除をしたり、
手を動かしてくれたおかげなんだよな~。
そう思いつつ、とはいえワクワクしつつ
中へ。
撃沈です。
なんだろう、この嫌味じゃない可愛らしさは。
真っ白すぎる内装は苦手な私ですが、
梁がいいのか?土間がいいのか?
裏庭へ大きく取られた開口部の開放感がいいのか?
居心地よい。
今回のイベントのために作家さんたちの手仕事が並ぶ。
子ども用の花びんの細工がかわいかった。
他、布もの、多肉植物、ガラス製品、アクセサリー、籠などなど
私はハエ取り草が気になって、何度も指を入れてみました。
すぐには、バクって閉じないのかな?
それともお腹いっぱいだったのか?
指を挟まれることはありませんでした(なぜかちょっと残念)
手づくりの籠も、本当にかわいくて
しかも安い!
欲しかったのですが、元来荷物がやたら多くなるタチなので無理。
では、インテリアに!とも思ったけど
入れるものが思いつかず・・・。
籠バックはあきらめました。
あ~、でも欲しかった。
また、この中がいいでしょ?
もう、好きな人には捩れるくらい素敵でしょ?
ここで、大正時代、誰かが誰かの手紙や荷物を
大切な誰かに送っていた。
そう思うだけで、なんかノスタルジックです。
もう、郵便局の旗やら、棚やら。
当時はなんともなしに使っていたであろう道具が
とても味わい深い。
この空間を反対側、
つまり本来の郵便局の正面玄関から見ると
こうなります。
大正時代、「これを東京に出た息子に送ってくれんかね?」
なんて、荷物を抱えた母親が来たのかもしれない。
すりガラスの文字が、もう!
素敵じゃないですか。
この公衆電話室を使った人は、まさか
その電話が、ハガキより小さいサイズになって
ほぼ一人一台持ってまわれる!
そんな時代が来ることなんて考えもしなかったかも。
古道具が、良く似合う。
さて、2階。
畳敷き・・・だったのでしょうか?
床の間らしきものもありました。
ちょっと、歩くとギシギシいいます。
古いガラスは、ちょっとぷっくりした味わいで
空気が少し入ってる部分などがあって
これもまた深みがある。
それを通してみた景色が、柔らかく感じます。
壁の中。
こういったのも、原田左研の親方なんかが見たら
色々わかるんだろうな~。
私は分からないので、
・・・はい!次へ!
階段は、今よりは急こう配ですが
踊り場もちゃんとあります。
ちょっと、どうやって入るのか分かりにくい
屋根裏。
梁とガラスが、良い雰囲気です。
足を踏み入れる勇気はなかったけれど・・・。
天井部分も、永家さんが見ると色々思うことがあるのかも。
美味しいコーヒーや、紅茶、
お菓子が楽しめるカフェもあります(セルフ)
今なら、フランス語も習えます。(そのお話は、機会があれば書きたいと思います)
私も習ったのですが、ファビアン君が日本語が上手なのをいいことに
ガンガン方言交じりで、根掘り葉掘り聞いただけ。
散々教えてもらったのに、一番印象に残っているのが
ミニオンだという。
Mignon=かわいい。
・・・「バナナ~」の、黄色い彼ら?
すみません、ファビアン先生。
中庭から見る旧平田郵便局
かわいい多肉植物。木陰で気持ちよさそう。
ああ~、でも、今月末までのイベントなのです。
こうして書いている、今日までが晴天で
明日から県内は、ようやく遅い梅雨入りを迎えます。
こんなに爽やかな景色!とはいかないかも、ですが
6/29,30のもくせい工舎の構造見学会のついでに
ぐる~っと、耶馬渓まで!
・・・なんていかがでしょうか?
あじさいも見ごろです。
おっと、これを最後にもう一回。
もくせい工舎の構造見学会もよろしくお願いいたします。
6/29,30。上毛町にて。
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