縁起の良し悪しを
前回、小石原についての記事で
↓の置物のことを書かせていただきました。
どうも、鬼?のようなのですが
パァアア~、って感じで
なんとも能天気な、満面の笑顔(笑)
見ていて、脱力というか
ゆるい笑いがこぼれるので
気に入って、我が家の一員になりました。
でも、せっかく「鬼」っぽいので
鬼瓦的働きなども、もしかして期待できるかと
いわゆる「鬼門」方面においてます。
実は、ウン年前おこなった
我が家での「構造見学会」に
ご近所の年配のご夫婦が、飛び入りで来場されたそうです。
さんざん見て回った挙句、最後に
「出入り口が縁起が悪い」
「そんなん嫌う人もおるんでな~」と一言、残して帰られたそう。
・・・んで、どうしたか。
ほっときました~(笑)
もともと、建てるときに
もくせい工舎から風水関係を気にするか?とは
アンケートで聞かれていたのです。
そりゃ、良いに越したことないけど
ガチガチにこだわって、不自由なのも困る。
予算にも「げんかい」がありますしね!
それほど、気にしない。・・・に決めたのです。
例え、どんなに完璧に風水や縁起にこだわって
結果、地位や名誉に恵まれて
大金持ちになったにしても
死人の出ない家はない。(お釈迦様の話ではないけど)
そう考えると、不幸ごとが一切ない家なんて
あり得ないことになります。
私は、ひねくれ者なので
上から目線で「絶対こうあるべきだ!
(そんなことも知らんのか?)」と、言われると
ど~も、くつがえしたくなる(笑)
もし、そんなに忌み嫌う家で
のんびり、幸せに暮らして死ねたら
「あれ?そうとも限らないぞ?」ってことになります。
黒猫が縁起が悪いからと、黒猫が貰い手が付かない。
でも、黒猫と一緒に暮らして、幸せな人もいます。
カラスを毎日見ても、上機嫌の人だっています。
嘘かホントかはともかく、
それを口にして、聞いた側がどんな気持ちになるか。
そのことの方がよっぽど大事なように思います。
茶柱が立った。
四つ葉のクローバーをみつけた。
きれいな虹をみた。
聞くだけで、こちらも元気がでるような
「縁起の良い」話ならともかく
呪いの毒ガスばかり口から吐きたくない。
変な話、幸か不幸か気にしてばかりの人に
幸せそうな人がいない。
そんな気がしませんか?
幸せかどうかなんて、気にするな。
笑ろとけ、笑ろとけ。
そんなの、
死ぬ間際にならんと、わからんばい。
・・・って、この子も申しております。
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