美意識の話~長崎うろうろ~Vol.1
私たちのつくりだすもの全てが、
私たちの作品でもある。
そんな言葉にあったことがあります。
仕事はもちろん、日々の料理にしろ、
パソコンでつくる文書にしろ、
ブログを書くこともそう、
言葉や行動ですら
「作品」であり、私たちは日々、
創りだし、生み出している。
・・・そう考えると、できるだけ良いものを
美しいものをという気持ちになって
ちょっと前向きになりそうです。
ところで、春休みに、長崎まで日帰りで出かけました。
子どもの、
「本場のちゃんぽんが食べたい!
中華街に行ってみたい!」との希望で
ウン十年ぶりに、長崎の中華街へ行くことになったのです。
ド派手!というか、中華っぽい色彩というか
縁起がよさそう!というか。
見ながらは描けるけど、思い付くのは難しいような
そんな色彩です。
そう思うのは、私に根付いてる文化の違いか、
感性の違いかは分かりませんが
この発想は自分にはないな!面白いな!と感じます。
この門構えだけで、日本に居ながら異国文化に触れ
ワクワクした気持ちになりますものね。
・・・って、これもなかなか日本の街では
見ない発想、見ないデザイン。
わ~!・・・これ、何だろう?
鯉?龍?・・・歯がある!
・・・対になってるのも、何か理由がありそうですが、
しゃちほこ的な感じでしょうか?
しゃちほこと言えば、日本でもお城の屋根にありますよね。
あんまり考えたことなかったですが
調べると、「鯱」というのは想像上の生き物。
姿は魚で、虎の頭部を持ち、常に天に向いている尾、
背には無数の鋭いとげがある、魚形海獣。
火事になった時には、水を吹き出し鎮火するという
建物の「守り神」のようです。
・・・なるほど、それでと納得がいきました。
中華街に限らず、
長崎は、異国文化が混在してて
このちゃんぽん感が、楽しく大好きな街です。
原爆の被爆地でもあり、人として考えさせられる場所も多々ありますが
この多種多様を受け入れ、活かしてきた街並みに
しなやかさというか、強さを感じることがあります。
もう一つ、見たかった場所が大浦天主堂。
・・・ちょっと長くなりますので、続きはまた今度!
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