ハチ
ことりの母さんなのに、猫の母さんもやることになりそうです。
野良猫が、住み着いちゃったのです。
11月の上旬、天気が良く温かかったので
窓を開けていたところ、
何やら網戸越しに「にゃ~!」と大きい声で呼ぶ。
「いかん!Q太郎(セキセイインコ・♀)が・・・」と思って慌てて窓を閉めに近寄ると
「にゃ~!」(入れて~!)
しょ、初対面ですよ?
入れてくれって言われても、うちには姫(Q太郎)がいるからお断り!
痩せてて、野良みたいなのに
やたら人懐っこい。
・・・どこかで飼われてて、捨てられたんかな??
猫は、実家でも飼ってたので、好きなんですが
うちには、おいしそうな?姫がいる。
その人懐っこさで、どこかの誰かについてって
幸せに暮らしなさいな。
ところが、何日経ってもウチにいる・・・。
これからどんどん寒くなる。
一番ネックだったのは
・・・ばっくりケガをしていたことでした。
ばっくり割れたキズ持ちじゃ、
そのまま誰かに「飼わないか」とは言えません。
可愛い盛りの子猫じゃなくて、中猫以上。
おまけに、顔も「かわいい~」と言うよりは
きりっとした男前
・・・の、女の子。
眼光も鋭く、バットマン風
・・・の、女の子。
も、貰い手・・・お世辞にも見つからんかも・・・。
「うちにはQがおるけん、とりあえず寝床だけね!
飼えんけん、エサは自分でなんとかしてね」
そうやって毛布と段ボールの寝床だけ用意して
何日かはやり過ごしたんですが
・・・やっぱり、どこもいく気配なし。
おまけに、空腹と寒さで
朝も早よから、6時くらいから外で騒いでる・・・。
(この時点で、全くエサやってないんですよ?)
「にゃ~!」(入れて~!)
・・・正直、これが一番堪えました。
ご近所さんは、夜勤で今眠りについたとこかもしれない。
空腹のあまり、うちの美味しそうな?お姫様が狙われても困る。
・・・ご縁があったのなら、避妊手術くらいはするべきか・・・。
ケガも、なんとかせにゃ~いかんし。
結局、うちで保護することになりました。
名前は、ハチです。
末広がりの「八」。
で、県北の母なる山、八面山の「八」。
彼女の仕事は・・・
もっぱら、私の仕事や作業を邪魔する事です。
・・・頼む。そこ退いてくれ・・・。
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