スイカ割じゃなくて、たまご割

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん



ダチョウの話の続きでございます。


ダチョウの卵届く

さて、届いたダチョウのたまごをどうするか?

説明書には、スクランブルエッグがおススメ!とあります。



・・・う~ん、でもスクランブルエッグにしちゃうと

大きさが分かりにくい。

できたら、ゆで卵か、目玉焼きだ。



とは言え、ダチョウのたまごの殻は厚さ2mm。

あの、サバンナの地表に置かれて大丈夫な殻ですよ~?

ゆで卵にしたって、何分、いや、何時間かかるか分かりません。



もうそろそろいいかな~なんて言って、切ってみたら半熟だった!

・・・なんてことになったら、目も当てられません。

だって、生たまご(ダチョウの)は一つだけ。

失敗は許されない。

・・・そうなると、

やっぱり目玉焼き。

火の通り具合が一目瞭然だからです。



ではさっそく、目玉焼き!

『ぐりとぐら』みたいにごっち~んと、できればいいのですが

ハンマーなどでないと割れません。

しかも、割るポイントがある。

ニワトリのたまごもゆで卵にしたら、

ぺこっとへこんでいる部分がありますよね?

実は、ダチョウのたまごにも「気室」があり、

ここから割ると、たまごの内側の膜を破るリスクを減らせます。

暗いところで、懐中電灯を当てると

気室

こんな感じで気室が分かります。

ここを、地道に狙っていく。

卵を割る1

・・・なかなか、割れません。

卵を割る2

殻のかけら粉が、中に入りそうなので慎重に。

内側の膜も破らないように・・・。



内膜を破らないで上手く穴をひろげていくと

この膜を触れます。

結構しっかり。

半透明な遠足のビニールシートみたいな厚さと弾力。

べこべこした触感。

こんな丈夫な膜に包まれて、なおかつなかなか割れない殻につつまれて

大事に大事に守られている、ダチョウの卵。

すごいですね~。


あらかた穴が、気室くらいの大きさになったら

殻のかけらと、粉を取り除いて・・・


卵を割る3

おおっ?いよいよ卵っぽくなってきた!

ボールにうつすと

ボールの中の卵

~~~デッカイ!

さぁ、いよいよ目玉焼き。

どんなのが出来たのか、こうご期待♪


また次回

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