一匹ぼっち
去年の夏。メダカをかいました。
メダカは、2匹。
命名、おすぎとピーコ。
2匹だったのと、雄雌よく分からなかったので
どちらでも良いように(?)、そう名付けました。
今は、一匹ぼっち。
おすぎなのかピーコなのか、ちょっと分かりません。
残った方をピーコ、もう一匹をおすぎと仮にしましょう。
片割れのおすぎは、数日後、エサの食べ過ぎで死んでしまいました。
エサをやりすぎた?
いやいや、適量。2匹分。
適量入れててなぜ食べ過ぎるか?
原因は、欲張ってピーコの分まで食べてたから。
見てると、おすぎの方が強かった。
強くて威張って、ピーコを追い回していました。
エサも、おすぎばかりガツガツ食べて、
エサを食べようとするピーコを追い払っていました。
「・・・アホかいな!」
おすぎの亡骸を埋めながら、
欲張るとろくなことないな~と思いました。
ひとりぼっちは寂しかろう。
そう思っての2匹飼い。
しかし、相性はわかりません。
人間は、嫌なら別れられるけど
金魚鉢に入れられたメダカは、その世界が全て。
独りぼっちになって、一匹ぼっちになって
ピーコは寂しそうか・・・?
金魚鉢という、狭い世界の中ですが
心穏やかで過ごしています。
メダカは強い方が上に来る。
なんて、ホントかどうかわかりませんが
子どもが言っておりました。
ピーコは、今、のんびり水面近くまで寄ってきます。
何が幸せかなんて、場合による。
メダカは、これでも良くても、
人はどうか。
他人と関わらずすめば、わずらわしさもない。
でも、きっと
その世界は、金魚鉢程度の広がりしかない。
自由に行き来できる「場所」を広げることは、
わずらわしさも乗り越えたところにあるのかもしれないな~。
・・・とかなんとか、
おすぎとピーコに教わった夏でありました。
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