雨とほたる
梅雨入りしたとはいえ、雨が少ない。
ようやく今日の夕方ごろから一雨きそうですが
まねごとでも畑をしていると、
雨が降る時期に雨のないことは
こんなにも都合の悪いことかと思います。
梅雨はじめじめと嫌なものですが、
一雨ごとに、その恵みで夏野菜たちは大きくなる。
本当に、雨が降ったら、大きくなる(雑草もだけれど)
雨が降らない梅雨は、トマトでさえ苦し気で
葉っぱを丸めて、なるべく水分が蒸発しないようしています。
身を守る自然の知恵なんですね。すごい!
雨の多い時期に、どんどんその恵みで大きくなって
夏の暑い時期に、その水分で人間を潤してくれる。
本当に、よくできた仕組みだなぁと感心します。
6月は、またホタルが舞う時期。
新聞にも、県内のホタル情報が載ります。
わが家から、ちょっと行ったところでも見れるとのことで
行っては見たものの、数匹~10匹いないくらい。
新聞には、他の地域は、乱舞や数百~無数の文字。
子どもに見せたやりたい。
…というより、正直、自分もみたい!
…で、一番私が鼻息荒く、豊後高田の田染まで行って来ました!
ホタル祭り開催時期で、ホタルも多いが、人も多い。
林道を抜けたせせらぎから
すでにもう、うちの近所の数倍はいます。
…でも、みんなどんどん、奥に入っていく…。
奥に行って、何があるかもわからないまま
つられて進んだ、その先に。
クリスマスイルミネーションみたいな、無数の柔かな光。
それが、ふわっと灯っては消え、ふわっと灯っては消え・・・。
それは、それは、美しかった!
これが電気とかじゃなく、自然のなせる業なのも!
すごいな~!
近所の、ちょっぴりホタルを見た時は
面倒くさそうにしていた子ども達も、これにはちょっと感動したみたいです。
いやはや、遠くまで、来た甲斐がありました(おまけに道にも迷ったし、シカにも出くわすしね!)
翌日の新聞で、竹田の方で乱舞するホタルと見物人の写真が掲載されており
あの幻想的な風景を見たら、
やっぱり「ぜひ、いつか見てみたい!」という気持ちに。
…しかし、ホタルって、暗がりの中、光だけが目立つから
虫が苦手な下の子も、「わ~」なんて楽しんでいましたが、
こんだけたくさん飛んでいる「本体」の虫がはっきり見えたら
もう、ナウシカっぽいというか、
うちの子は「ぎゃ~っ」ってなるかもしれない。
・・・などと、風流のかけらもないことを
母は考えておりました。
いいですね~。日本の夏!
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