地震と家

4/14。熊本地震から、一年が経ちました。

大分県北部は、熊本に比べれば震度も小さく

特に旧市内は、特段大きな被害もなかったのですが

時折、あの揺れを思い出すと胃がキュッとなるような

息苦しいような気持になります。



あの地面の揺れる感じ。

携帯の「地震です。地震です」の音声と警報。



このままどうなるのか分からない不安。



この辺ですら、あんなに怖かったのですから

被災地ではどんなにかと思います。



4/14の21:26も、4/16の1:25も家にいましたが

揺れている間、不思議な感覚でした。



「家」は、揺れている間「柱」と「面」を意識します。

自分で地に足をつけているつもりだったのに

急に「乗っているだけ」だったことに気付きます。



あんな感覚、もう勘弁してほしいのですが

いつ、また起こるかわかりません。



以前、防災士さんにお話を伺ったことがあって

「平屋と2階建て、どちらが地震に強いとかあるんでしょうか?」

と聞いたとき、「一概には言えず、建て方と地盤によるとしか言えません」

とのことでした。



そのとき紹介された本の中に

家の耐震化チェックシートなるものがありました。

□1981年5月31日以前に建てた家である
□増築を2回以上している。増築時に壁や柱の一部を撤去している
□過去に床上・床下浸水、火災、地震などの大きな被害にあったことがある
□埋立地、低湿地、造成地に建っている
□建物の基礎が鉄筋コンクリート以外である
□一面が窓になっている壁がある
□和瓦、洋瓦などの比較的重い屋根葺材で、一階に壁が少ない
□建物の平面がL字型やT型で、凸凹の多い造りである
□大きな吹き抜けがある
□建具の立て付けの悪さ、柱や床の傾きなどを感じる
□壁にひびが入っている
□ベランダやバルコニーが破損している

もう建ててしまった家は、耐震化を考えるしかありませんが

これから建てようという方は

家の間取りやデザインで、予めプチ耐震化も計れそうです。



あ!あと、なるべく家具を置かない工夫も。

造りつけや、ウォーキングクロ―ゼットとかで

部屋に家具を「置かない」。

出口までの逃げ道を塞がない工夫も大事なのだとか。



絶対○○だから安心!なんていうことはないと思いますが

計画中だからできる事も多いはずです。



p.s.地震について詳しく載っていました。

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