わけ隔てなく、自ずから然り(自然)
もう、ずいぶん前のことになりますが
朝の風景を撮りたくて、三光のコスモス畑に
カメラ片手にスタンバイしたことがあります。
大分県北の心の風景・八面山。
中津市内からも、宇佐からもその姿を見ることができますが
朝の光が、だんだんと山肌にあたるその様子が美しくて
コスモスの時期に、一緒に写せないかと思ったのがきっかけでした。
とはいえ、コスモスはもう終盤の頃。
花が少なくて、寂し気で残念でしたが、
朝も早よから、こんなことしてるの私くらいかと思ったら
・・・・・結構いる、いる。
ワタシと同じく、カメラ持ったおじさんとか、ウォーキングの人々とか・・・(・ω・)
みんな物好きだな~( ̄▽ ̄;)←自分もね!
まだ、日が差す前、東の方の空がだんだん明るくなってきて
東側の山の間から、本格的に、いよいよ太陽の光が射し込む。
その光が、だんだんと、コスモスの畑を端から照らし
そこにいた人々も、犬も、木も、草花も
すべてを徐々に、ゆっくりと明るく照らしてゆく。
「ああ、分け隔てなく」というのは、こういうことなんだ・・・(゜_゜)
妙に納得した、あの瞬間。
カミサマなんて、見たことないから、居るかどうかも分からないけれど、
不公平に思えるこの世の中にあって
光や、風や、そして朝が来たりすることは
全く分け隔てのないことなんだ。
自然がもたらすものは、私たちに差別しない。
自然がもたらすものは、いいことばかりでもないけれど
自然の前では、私たちは差別されない。
光も、風も、木の匂いも、空の美しさも。
みんな同じようにあたえられる。
ああ、いじけて隠れさえしなければ、
光はあたるんだな~と、妙に納得した瞬間でした。
・・・・・え?写真?
・・・・・・・朝からはりきってたわりには、
あまり良いものが撮れませんでしたよ。トホホ・・・( ̄▽ ̄;)
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