叶うという現実感
【木の家 大分】で検索すると、実はもくせい工舎は
上位に上がってくるわけではありません。
あ、でも【無垢の木と漆喰の家 大分】で検索すると
一番に上がってきますよ (。-`ω-)☆
SEO (Serch Engine Optimization)対策とか言いますが、
もくせい工舎は、どんどん売れ、どんどん建てろ、
どんどん儲けろ!のタイプではないので
あまりその辺は、鼻息荒くない。
ところが、「永家さんとこ、なんでそんなに問い合わせが多いん?」
そう同業者に聞かれることもあるようなので、
試しに【木の家】で検索してみました。
【木の家】で検索するとですね・・・、某有名HMが出てきます。
大変立派なHPに、大変立派な施工事例の数々。
何点か項目にチェックを入れると、
該当する施工事例を表示する仕組みになっています。
もくせい工舎が建てるのは、最近約30坪くらいの平屋建てが多いので
30坪、平屋、木の質感が良いで検索すると
・・・・・・・・あれ?1軒だけ?
こんだけ実例があって!? ( ̄▽ ̄;)
そもそも、30坪以内というのも少ない。
しかも、該当するお家も、やっぱりなんか違う。
床や柱、壁の質感、置いてある家具、その雰囲気。
施工事例なのに、どこかのモデルハウスのような感じ。
立派過ぎるというか。
誰が住むの?
社長さん?お医者さん?
ここに、わが家みたいなごくごくフツ~の小市民が
住んでることなんか、想像できないよ?(@_@)
・・・そんな感じでした。
う~ん・・・( ̄▽ ̄;)
普通の会社は、広告出すからには、
室内のインテリアデザインもプロ、
写真もプロ、広告もプロ、
プロプロプロプロ・・・・・・・で、膨大な広告費がかかります。
(その広告費、どこから出てるか?・・・もちろん社長さんのポケットマネーではないですよ。)
皆さんプロですから、見栄えに事欠いては
後々の仕事にも響きます。
・・・・で、プロがやればやるほど
現実味のないことに・・・( ̄▽ ̄;)
「わが社は、湯水のようにお金をかけてくれる
セレブリティしか相手にしない」・・・なら、それでいいのですが
そもそも、今家を建てたい人のナンパ―セントがそんな人なんだろう?
それは、少数のセレブリティがかけるお金が
全体の売り上げの、そこそこのパーセントを占めることも
当然あるでしょうが、そうなるとそもそも「誰のために?」なのです。
「ターゲットとなる顧客」といえば、いやらしいのですが
【誰に向けて発信したいのか?】
それによって、売りたい商品も、広告の感じも決まってきます。
会社のために家を建ててるのか?
それとも、人のために家を建ててるのか?
建ててあげたいターゲットが、
ごく当たり前の、ごくフツ~の生活を送る方々なら
どこかの社長さんのお家のような施工事例を見せられたって
「・・・・・( ̄▽ ̄;)」って、困惑するかも。
だって、施工事例自体が生活感がないというか
現実離れしているから。
叶わない夢なんて見たくない。
自分たちが、「住んでいるイメージを持てる」+「α」の家。
来年、こんなところに、住んでいたいな。そう思える家。
それが叶う現実感なのかと思います。
ちなみに、ワタシはプロではありません。
撮影の備品だって、自前のものが多いです。
ただ、プロではないのですが、「趣味でやってて、手伝ってる」と言われると
正直、悲しくなります。
プロではないですが、小手先のものがない以上
誤魔化しようがないというか。
何かを削るような思いで、色々やってます。地味ですが。
もくせい工舎のためでは、ないです。
もくせい工舎が儲けても、ワタシは特にメリットありません。
でも、どこかの誰か。
家を建てたい。しかも、なるべく自然な家を。
自分たちの、身の丈に合った自然な家。
そのどこかの誰かがいて、
その選択肢の一つに「もくせい工舎」がなれば良いかなと思っています。
だから、差出人「もくせい工舎」で、どこかの自然素材の家を望んでいる
そんなご家族あてに、行き先不明のラブレターを
代筆し続けているようなお仕事です。
プロではありませんが、どうでもいいと思いながらはやっていません。
だって、家はあまりにも高いから。
家づくりの相手探しは、伴侶さがしのようなもの。
この家となら、暮らしていけるかな?
肩の力を抜いて、自然体で暮らしていけるかな?
それが、叶う現実感につながるのかもしれないと
・・・・・アマチュアは思います( ̄▽ ̄)
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