弱いから
テレビで鬼怒川や宮城県の水害のすさまじさを見る度に
2012年の九州北部豪雨を思い出す方も多いのではないでしょうか?(・ω・;)
県北ではなじみ深い青の洞門付近の風景が一変し
見覚えのあるお土産店の前をごうごうと茶色の濁流が流れる様子や
日田の花月川の氾濫も。
あの時も、今まで経験したことがないような雨がどんどん降って
みるみる川の水かさが増え
人の力じゃどうしようもない事態に
自然災害の怖さを思い知らされました。
用心しても誰も防ぎようもなく、無差別で、
人災と違い、その非を誰も責めようがないのです(T_T)
そんな甚大な被害の中、懸命に救助に当たる
警察、消防、自衛隊の人たち。
ひとりでも多くの「大切な命」を救うために
命をかけて任務にあたっておられます。
中には自らも被災してる隊員さんも・・・(・ω・;)
被災地で救助にあたる姿をテレビで見る度思うのです(・ω・)
この人たちがどこかに行っちゃったら
一体誰が困っている人たちを
こんな風にヘリや重機を使って勇敢に救助できるんだろう。
どこかの火山が噴火したというニュースが度々流れ、
地震が頻発し、台風の被害にさらされ
ゲリラ豪雨で年に何回水害や土砂崩れが起こるか分からない・・・ (・ω・;)
そんな時、この人たちがいてくれなければ
誰が濁流の向こうのお年寄りを助けられるでしょう。
誰ががれきに埋まって泣いている子供たちを助けてくれるでしょう。
被災した人たちのその後をサポートすることも
国からわたし達の税金でまかなわれるなら
こんなに災害が多い国で、見栄のためにばかり大枚をはたくような
そんな無駄遣いもできないはずでは?(・ω・;)
どんなにお金持ちになろうが
自分が「弱い」ことを忘れれば
人も国も、傲慢になってしまう。
弱いから、つつましくなれる。
弱いから、痛みが分かる。
痛みが分かるから、思いやれる。
弱くても思いやれるから、誰かのために強くなれる。
「強く」はともかく、「エラく」なったら、おしまいだ(-ω-)
自分が他より「エラい」と思っちゃったら
危なっかしいんだ。
他を「知恵も力もないくせに」、そう馬鹿にしてしまったら危ないんだ。
自分の目線が、どこか他者を見下ろしていることに
危機感を持たないと「強い人」でなく「エライ人」になってしまう (-ω-;)
「自分はダメだな〜(:_;)」
そうへこむことがあっても
弱いから、きっと
「傲慢」にならずにすんでいるのかもしれません( ̄▽ ̄;)
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