揺れていい

ときわまんさく

「・・・・ふ~ん(´・ω・`)

木っち、風に吹かれて揺れるから

しっかり根を張るんやねェ・・・」

図書館で借りてきた剪定の本を開きながら主人が言いました。



・・・・・・・(゜_゜)・・・・・・・それ、まさにあれだよ!Σ(・ω・ノ)ノ!



ちょっと話が飛びますが、

佐藤 初女(はつめ)さんってご存知ですか?

私は知らなかったんですが

数年前、

「ちょっくら堅いかな~ってとこもあるけど、読みやすいよ(*^_^*)」って

友人に『おむすびの祈り』という本を紹介されました。

その筆者が、佐藤 初女さん。

御年92歳になられる女性です。

敬虔なクリスチャンであり

青森県で『森のイスキア』を主宰しています。

そこで初女さんが主に行っているのは

心をこめた料理でもてなし、

ただただ心に傷を負った人々の話に耳を傾けること。


その、おもてなしの料理のひとつが【おむすび】でもあるのです。

本読んでると、無性に食べたくなる、初女さんのおむすび。

おむすび?おにぎり?
この見た目がかなりかわいそうなのは、
初女さんのおむすびじゃありません(;・∀・)
あしからずm(__)m
ところで、【お握り】よりは【お結び】のほうが
語呂がいいような・・・(。´・ω・)?
西日本は【おにぎり】、東日本は【おむすび】とか、
土地や家庭で違うようですね。
私はコテコテの九州人なので、
やっぱり【おにぎり】って言っちゃいます( ̄▽ ̄)


その初女さんがあるとき先生に

「私、揺れるんです。大揺れに、揺れるんです。」と相談されたことが載っていて

その先生は

「大揺れに揺れても、芯が一本通っていたらいいんですよ。」と言われたそうです。

では、芯のある人にならねばと思っていてもまた揺れている。

その後、初女さんは、風が強い日に

庭で白樺の木が激しく揺れているのを目にします。

枝や葉が激しく揺れているにもかかわらず

そのうちの一本、さほど大きくもない木が

幹だけは毅然としていることに気づきます。

やがてその木は、どっしりとした立派な木になったそうです。



揺れながら、芯がますます強くなっていく。

揺れることで、成長している。


剪定の本に載っているくらいなので

あながち間違いなかったとういか

言われてなるほど!の感があります。

風が吹いて、揺れるから

倒れちゃならないと思って、しっかり地面に根を張る。

揺れながら、強く大きくなっているわけですね、木も人も(*^_^*)


ちなみに主人曰く

「・・・・支柱はずっとしてちゃ、イケンってさ。

よっかかって自分で立つ力がなくなるんだと(´-ω-`)」


・・・・・・・・(;・∀・)

かわいいからこそ、手は出し過ぎちゃ

踏ん張る力もつけれない、のかな?


芯が通っているからって、あんまり固すぎると

木も折れてしまいます。

揺れて、多少しなりながら

根を張れたらいいな。木みたいに。

大木じゃなくても、よっかかって立ってなくても

大丈夫な根を張りたい。

大木

・・・・・そういえば、【根性】って、【根】ですね(・ω・)♪

大きな木は、根も立派。

芯はしっかりしてるけど、ボキッと折れるほど固すぎない。

そういう木(気)に、ワタシモナリタイ。

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