自然素材でつくる家のお話
もくせい工舎は自然素材にとことんこだわって、家づくりをしています。
それは、私たちの暮らす家が、壁、天井ともに杉板、内壁の一部は漆喰(しっくい)、床は桧、建具も本物の木(無垢の木)と自然素材でつくられていて、その心地よさを十分に知っているからです。
実は、私の娘も妻も化学物質の入った素材を使った家が苦手です。特に、新築の場合は色んな薬品っぽい臭いが残っていて、次第に頭が痛く、気分が悪くなり、目がチカチカしてきます。娘にいたっては、目がかゆくなり、くしゃみが出て目も鼻もじゅるじゅるになります。
そんな時、自然素材の中で暮らしていることのありがたさを、実感します。
弊社が建てる家も100%自然素材ではありません。コストの問題で標準装備にしているキッチン、洗面はメーカー製品ですから、化学物質を使っています。でも、いたるところに使っている自然素材がメーカー製品に使われている物質を吸着分解し100%に満たない部分をカバーします。
このように、自然の素材から受ける恩恵に感謝し、その心地よさを皆さんと共有できればこの上ない幸せだと思っております。