日本の風土に合う木の家の話
1200年前に建てられた法隆寺、現在もその姿をたもっております。これは、無垢の木が、いにしえより受け継がれた高温多湿の日本の風土に合った建材の証だと思います。
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無垢の木材には、水分を吸ったり出したりして自らの水分を保とうとする「調湿」する力があります。夏は湿気を吸い、冬は湿気を出し、その調湿効果により、浄化する作用が生まれます。これは、木が生きている証拠です。
木に満ちたお店や建物の中に入ると、何となくリラックスし心地よさを感じたことがないでしょうか。これは木の香り、木目が放つ「ゆらぎ」のリズム、そして木の細胞内に空気を含んだ木肌の感触が温もりを感じさせ、これらが人に癒しを与えてくれるからです。
無垢の木は年を重ねるほどに趣のあるあめ色に変化し、温かみが生まれてきます。自然が成す塗装ですね。
ですから、無垢の木を使った家は、木が自然に持つ力で、湿度を一定に保ち空気をきれいにし、やすらぐ空間と暖かで健康的なエコな住いをつくります。
もくせい工舎では、床・天井・内壁・外壁・建具、ぜ~んぶ本物の木(無垢の木)を使っています。